国際墨絵協会は１９８７年日本美術院特待後藤和信先生（享年７７歳）によって
現代水墨芸術の啓発と振興を目指し、国際公募による国際墨絵展を通して
国際文化交流及び国際親善を目的として設立され,2009年７月東京都美術館
において第２１回展を迎えて今日に至ります。

水墨画は日本絵画の根幹であり日本のアイデンティティーです。水墨を愛す
る同志として会長後継をお引き受けして以来、創設の趣旨を軸に水墨の
伝統を尊重しながらその形骸と偏りに陥ることなく作家一人一人の自己表出を最大の課題として研鑽を積んでおります。是非、会へのご協賛、また展覧会へのご来場、ご高覧を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。